[ rainbow ]
「うっわー……」 「久しぶりに見た、あれ」 少年と少女は、同じ空を見上げて感嘆の声を漏らした。 「すごいじゃん、虹だぜ! ていうか、最後に見たのいつだっけ」 「うん……」 短い返事だったが、少女の顔には笑みが浮かんでいた。 「すごく、きれい」 少年は小さく息を呑んだ。 雨上がり、葉から零れる雫に光が反射する。 見上げて、少女が微笑む。 「……? どうかした?」 「え? いいいや、別に何でもないっ」 「あ、噛んだ」 「あ?」 「で、何?」 「いや、ホント何でもないって」 いえるわけがない。 お前に見惚れてた、なんて。
こんにちはー。 この物語を執筆して、メルマガ配信したのは……9月中旬でしたorz すみませんー。本気でこの物語の存在忘れてたんです(酷い 途中から、このオチに気付いてた人たくさんいるような気がします。 ベタですね。ストレートにベタな話ですね(はあ しばらくはストレートベタ話が続くかもしれませんー。 なんかやることやっちゃいたい気分。 あれ…? やること……――― あ、数学の宿題一問もやってないや。   07/10/25  Thank you.